第3回個展 終了いたしました

 

第3回個展 『蒼き鳥 ∞ 色彩の羽音』
おかげさまで無事終了いたしました。

たくさんのご来場やお力添えをありがとうございました。拝
(記事の写真はkogさん ライブ写真はAzumixくん thx)
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去年、2013年は個展をできず、今年もできないつもりでいました。

それが、A STORYさんの「タロット再販を記念でエキシビションを」とのご提案と、以前からご提案いただいていたHILL VALLEY STUDIOさんの全面的な協力で突然に実現しました。

これまでの自主企画で貸画廊での個展と違い、招待された個展ということで、気合を新たに臨みました。わずか約一月の準備期間、会期は過去二回の個展が5~6日だったのに対して、今回はほぼ一ヶ月。気力体力を使い果たしました。笑
その結果、終了のご報告がすっかり遅くなってしまいました。

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毎日新しい出会いがあり、しかも作品を通じての、理想的な出会い。

お一人お一人に会い、お話をするたびに、こちらの方が力を頂くような大変な幸福感に包まれた日々でした。

 

作品について、自分の制作について、話せば話すほどに、初めて言葉としてパッケージされていく概念があり、制作について自分でも多くの発見があります。

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詳しい経過は >>こちら で中間報告をしているのですが

会期中には、
二回のギャラリートークと
二回のアンビエントライブ
前回同様、青い鳥タロット監修のみかみまきさんによる占いも展示に並行して行いました。

ギャラリートークは、文藝サークル『天秤と鏡』七梨乃 那由多氏により、僕の作品や創作あり方について、二回にわたり語っていただきました。

アーカイブしてあります。

>>> ギャラリートーク 第一回 8/24
>>> ギャラリートーク 第二回 8/30

 

ambiliveアンビエントライブは、僕の作品にかかわりの深いところ、NIGIMITAMAやマシリトなどを中心にして、印藤勢 ・ あんびるはるか ・ どれなべ(juki) ・ 渡部遊(sound of nothing)の四人で行いました。

アンビエント・朗読・歌・ノイズと言った要素が複合しつつ、“ライブ”でハイクオリティに表現される様は、とてもディープに心地よい、
新しくて不思議な音楽体験です。

こちら、二回のライブをそれぞれ、録音音源を元にしつつCDRとしての音源作品にまとめました。

詳細は>>>こちら

『絵と、音楽と、言葉で、大きな世界を表現しよう、
さらに、完全に現実と線を引いたおとぎの世界ではなくて、現実の生に参照可能な創作を』

という試みを、さらに一歩拡大して形に出来たのではないか、という手ごたえを得ることが出来ました。

特に、二枚目のアンビエントアルバム“The UNIVERSE”には
個展のタイトル「蒼き鳥 ∞ 色彩の羽音」を冠した曲を収録してあります。
“残響”をテーマとして、個展終了後に書き下ろした曲(印藤作)に僕が自ら新作詩を書き、朗読を載せました。
あんびるはるか・どれなべの新曲と合わせ、この個展の余韻をともにじっくりと噛み締められるような作品です。

ぜひ聴いていただきたいです。>>>こちら

IMGP1842さて、2011年に初個展を行い、個人創作家としての名乗りを上げて、これでまる三年になります。
今回の展示の内容としても、タイミングとしても、「最初の三年」という区切りをつける、最高のタイミングでした。
ここまで登ってきた道のりを、少し振り返って俯瞰するような、踊り場のようなところ。

そこから見える景色をご来場いただいたみなさんと共有できました。

これら全てを礎として、
もっともっと自分の表現したい“ 本質 ”に邁進していきたいと思います。

今回の個展の実現に関わっていただいたすべてのみなさま、
ご来場いただいたみなさま、
遠方から見守ってくださったみなさまに
心よりお礼を申し上げます。

どれが欠けても成り立たなかったことです。
日々を、地面を潜るように潜伏して過ごしている作家という身にとって、
今回の晴れ舞台は身に余る光栄も多く、とても幸せでした。

ありがとうございました。

生きていれば、必ずまたやります。

よろしくお願いいたします。

HESOMOGE
川口忠彦

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