こんにちは。へそもげです。
ロゴデザインをさせていただいたファンタジーRPG「レジェンド オブ レガシー」が、1月22日に発売になります。
ええ、なんとゲームの仕事です。
ゲーム制作の仕事としてはエースコンバット5の『姫君の青い鳩』以来ですから、およそ10年ぶりというところでしょうか。
現在僕はゲーム制作は基本やってないのですが、こういうスポット型は参加しやすくてとてもありがたいです。
このたびは、ディレクターの松浦さんが大のヴィーナス&ブレイブスファンということで召喚してくださいました。僕があの作品のロゴデザインをし、いまは独立していることを知って、コンタクトをくださったのです。
松浦D、まだまだお若くて28歳ぐらい?でしたかと思います。
まさにちょうど、先日の記事[>>link]に書いた「ラブレター」を宛てた世代なんですね。
自分の作品に共鳴した子たちが大きくなって、こうして自分を呼んでもらえるというのは、とてもとても感慨深いものですね。
初回打ち合わせも松浦Dとヴィーナス話に花を咲かせてとてもたのしく過ごしました。
◇
ロゴ自体の話。
ゲームというコンテンツは、膨大な要素を持つ複合作品です。
特にRPGは、絵や音楽、物語という情緒的なものも多分に含みます。
そういう膨大な物が積みあがったピラミッドの一番頂点のピンポイント部分がタイトルロゴ。
だから、できるだけその全体像をうまく抽出して、代弁できるものでないといけません。
そういう意味で、ヴィーナス&ブレイブスのロゴを僕が自分で描いたのはしっくりくるというか、理に適ったことです。
本作では、剣と魔法の正統派ファンタジーであるポジション。
浜渦さん楽曲の持つ透明感。スピード感のある、風や勢いを感じる、颯爽としたイメージ。
これらを踏まえつつ、クオリティの高さを体現するため、シンメトリックな安定感も入れることで、インパクトに終わらず、長く見ても、何度見ても飽きない、というバランスを目指しました。プレイヤーの方々に愛着を持っていただけたら何よりです。
◇
内容のほうはまだ未プレイなのですが、とても錚々たるスタッフであり、期待しております。ロマサガの「電球」はゲーム史上に残る屈指の名仕様だと思っております。初めて「アローレイン」が発動したときの興奮はいまだに覚えています。
このような意欲作に参加させていただき本当に嬉しく思います。ありがとうございます。
久しぶりの、しっかりしたロゴデザイン制作、ミクロのリズム感の調整がとても楽しかったです。
↓製品情報はこちら
ファンタジーRPG「レジェンド オブ レガシー」
http://www.cs.furyu.jp/legendoflegacy/
川口忠彦
HESOMOGE
拝