こんにちは。
私、本日49歳になりました。
東日本大震災があった2011年に40歳
コロナ騒動真っ只中の今年49歳
40代は歴史的大事件に挟まれた10年となりました。
残り一年、悔いの無いよう走り抜けたいと思います。
この一年は結構絵を描きました。
こんな感じです。
『幻想風景』と銘打ったシリーズを中心に、ゲーム系ファンタジーあり、メタル系アートワークあり
カジュアルなイラストありと、自分の持っている領域からさまざまに創作してきました。
どれも気に入っています。
◇
個人作家として旗を掲げた40代。
経歴的には、正直まだまだ全然物足りないです。
けれど、日々描く絵は
「描きたいイメージをそのまま」
表せることが多くなってきました。
ようやくです。
経歴よりも実力の部分で、自ら手応えを感じられていることが
何より一番です。
さすがにこの年齢になると
見せかけやハッタリでどうにかなっても
もう嬉しくないのですよね。
自分の人生の終わり、「精算」を念頭に生きるようになっています。
何かで水増ししたり、おかしな計算をしたものではなく
自分の本当の価値で精算して終わりたいのです。
残された持ち時間を、大切なことに全投入して
自分の実力をしっかり伸ばして
自分の力でどこまでいけるかをちゃんと見届けたい。
「こういうことをこんな風に頑張って、こんな感じだったかぁ」
とそれなりに納得して死にたい。
そのために毎日、必死です。
こんなに長い間一つのことに必死だったことってないよなってぐらい
必死で、夢いっぱいで
しばしば壁にぶつかって
傷つきながら生きています。
そして、その全てが幸せです。
この年齢まで生きてこられたこと
創作を続けてくるためのさまざまな環境に恵まれたこと
助力してくださった沢山の方々
理解してくれる家族
作品を楽しんで下さっている全ての方々に
心から感謝しております。
ありがとうございます。
◇
あなたと一番共有したいものは
すべて作品に乗せてあります
“たった一枚の絵”ではありますが
日常を生きる中で知らずに乾いてくる魂に潤いを
忘れそうになっていた胸の奥底の原風景を
届けられるような一枚を目指して
毎日描いています。
描いた絵を
つくった作品を
しっかり受け取ってくれたら
それだけでありがたいし
あなたの魂と共鳴できたなら
わたしはそのことが一番
なによりも嬉しいです
作品の中で
声のない会話をしましょう
《翳りの中の明るさ》を
《絶望の中の希望》を
《死の世界の生》を
そして
《それら全てを飲み込む美しさ》を
少しでも形に残すべく
これからも描いていきます。
◇
そしてひとつお願いがあります。
その様に今後も地道に頑張っていく所存ですが
もっともっと広く、自分の絵が響く人に届いてほしい
知ってほしいです。
ぜひ各地でシェアしたり紹介したりしていただきたいのです。
誠実に頑張っていきます。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
読んで頂き有難う御座いました。
2020.6.20
川口 忠彦
拝