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“薬草の森とその主”

2020年。
明けましておめでとうございます。

本年も、年賀シリーズで絵と詩を創りました。

 

“薬草の森とその主”

傷が癒えるまで
ここにいたらいい

ワタシはずっとアナタとともに

なぜならワタシは忘れない
アナタが優しくしてくれたこと

なぜならワタシは知っている
アナタが優しい人なのだと

快復したらともに発とう

黄金の光そそぐ
かの国へ

 

ねずみは、ギリシャ神話では病気と治癒に関連していると言われます。

私も現在ハムスターを飼っているのですが、
見た目や振る舞いを見ているだけで、
本当に胸がポカポカしてきます。
うっすら口を開けて平和そうに眠るさまなどは、
超絶癒やし力のかたまりです。
「わずか2~3年の生涯。 どうにか幸せなハムスターとして過ごさせてあげたい」
という慈しみの心でいっぱいになります。

さらに
「大切にお世話をしたら、自分が死んだあとの世界で、めっちゃ大きくなったそいつに会えるんじゃないか。 地獄に落ちても背中に乗って血の池をひとっ走りで助け出してくれたり。モフモフの腹に顔をうずめて昼寝したら気持ちいいだろうなあ…」

などという妄想をして楽しんでおりまして、
それらのイメージを重ね合わせて描きました。

そして特に、去年他界してしまったキンクマへの想いを込めて、
『キンクマ特有の可愛らしさ』の表現にもこだわりました。 🙂 

昨年の私は、
「結果にこだわる」とスローガンを立て、日々取り組んでおりました。
そのおかげあってか、少なからず前進した手応えや、新しい出会いにも恵まれました。拝。

一方で、「結果にこだわる」と決めた以上、
どうしても思うようにいかない焦りや不甲斐なさ、自分への憤りなどを抱え、しんどさが募った時期もありました。

しかし終わってみれば、それらの苦しみも、
「結果にこだわる」と決めて、自分なりに戦ったことで負った傷です。

言い換えれば名誉の負傷のようなもの。

何か行動をしたら傷つくこともある。
傷ついたらまずゆっくりと、存分に癒そう。
傷が癒えたらまたそのときに、歩き出そう。

そんな気持ち。

たとえば
「愛らしいハムスターの寝顔を見て抱くような慈しみ」

たとえば創作するときに心に温める、見てくれる人に届けたいと願う
『命に対する慈しみの心』

を、自分にも向けようと思えたのが去年の私でした。

みなさまそれぞれに求めるところ、願うところ、守るものがあり、
そのために今年も奮闘なさると思います。

それらが良き旅路になりますよう。

そして、
疲れたときや、傷ついたとき、
何よりもまず『ご自身を慈しむ気持ち』を思い出してあげて下さい。

その、あと押しを、
わたしも創作という形でさせて頂きたいと思います。

どんなテイストの絵でも、
どんな形の作品でも、
希望や安らぎ、勇気、闘志という前向きなエネルギーを受け取ってもらえるように創っています。
これだけは、どんな時もブレることなく一貫しています。

私にとって、創作=アートとは、
《暗闇の中に光を見出すための祈り》
なのです。

あなたが幸せでありますように。

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

2020.1.1
川口 忠彦

 

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