ロゴデザイン ”アヴニール・エローズ”

こんにちは。
このたび、ファンタジー小説のタイトルロゴを制作いたしました。

徳間書店より新小説レーベル『アークライトノベルス』が創刊になり、
その第一弾タイトルのひとつになる
『アヴニール・エローズ』のものです。 (著:大島悠さん イラスト:山田孝太郎さん 企画制作:アンビット)

以前制作した“MISICエンジン”のロゴを見てくださり、ご連絡を下さいました。

ライト文芸の世界はあまり理解できていないのが正直なところですが、
「何かを新しく立ち上げる」という意志に共感するところがあったことと、
はじめての書籍系の仕事で、面白そうであったので請けさせていただきました。

 

デザイン的には「例えば“MUSICエンジン”のロゴような」というご要望がわかりやすかったので、
同じ系統の書体で。全体の仕上がりとしてはクラシックな王道ファンタジーを思わせるテイストに。

またキーヴィジュアルに合わせるのが前提となるため、相乗効果を考慮した配色としました。

テイストは同じでも、字が違えばまとめ方が変わってくるのがロゴデザインの面白いところで、
そういう意味で、ロゴをデザインするというのは、その作品や団体との出会いでもあるなあと実感した次第です。

自分の手応えとしては、字体そのものに関してはいままでで一番かっこいいデザインになったんではないかな、と思います。

本書を読む方々の読書体験に豊かなイマジネーションを加えるようなものになっていたら幸いです。

『アヴニール・エローズ』
発売日は5月17日だそうです。

詳細はこちら↓
https://www.ndw.jp/novel/aln/oshimayu/avenir/

『アヴニール・エローズ』ならび『アークライトノベルズ』の成功をお祈り申し上げます。

2019年5月18日

川口 忠彦

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