『青い鳥のタロット』 5歳になりました。

こんにちは。寒いですね。

去る11月28日、『青い鳥のタロット』が5歳になりました。

日々の占いや鑑定の場で使ったり、部屋に飾ったり、プレゼントしたり、大切な人にお勧めしたり…お選びいただいたり。
さまざまな形で、選んでくださり、関わっていただいているすべての方々に、心より感謝申し上げます。

今年は海外からのアプローチも増えてきて、各地のコレクターにもお求めいただいております。「日本のアートはmangaだけじゃないと知った」というありがたい言葉もいただきました。

単に「発売から5年経った」というのではなく、今なおそうして作品としての生命を持ち続けていることを感慨深く思い、心からの感謝の気持ちでいっぱいです。

そんな5周年を迎えた本年、日本は「酉年」。

こんなに縁起のいいタイミングもそうそうないということで、今回は「5周年記念」に絵を描きおろしました。

 

(クリックで拡大できます)

『蒼き鳥たちの祝祭』

 

タイトルは後からつけたのですが、青い鳥のタロットを初公開した2012年の個展タイトル『蒼き鳥たちの祝祭』とはまさにこれではないか、と描いている最中に気づいたのです。
後から辻褄が合うようなことって、ものづくりだと結構あるんですよね。無意識とかイメージとか、そういったものの仕業ですね。

 

「5年経って、すっかりお姉ちゃんだね」

というテーマで、「5年」の経過を随所にちりばめて、たくさんの感謝の気持ちをめいっぱいの愛情に替えて描きました。

絵に細かな解説を加えるのは不粋かなと思いつつも、あったほうが伝わりやすいタイプの絵かと思いましたので、以下に解説させていただきます。

 

真ん中がこの絵の主役、“5歳”になった少女。あのとき『女帝』さんのお腹の中にいた子です。
『女教皇』のローブはまだダボダボ。女帝さんの腕には元気な弟(?)がいて、お腹の中にはさらに新たな赤ちゃん。さすが「産めよ増やせよ」の女帝さん。子だくさんですね。メガネ美人でした。
右上のお父さんは『エンペラー』。カード版よりいい男です。

 

左下は、女性に人気の『節制』さん。カードのときより女性的な仕草です…節制なのに。天然の色っぽさということで許してあげて下さい。指輪が気になる小鳥。
右下の『デス』先生、いかつくカッコつけてもダメです。小鳥たちに懐かれすぎです。遊び場です。
後ろの『ストレングス』子さんは、猛獣使いの経験を積んだのでしょう。だいぶお姉さんらしくなりました。
カードの時の大きなライオンは引退。今は新しい子のお世話をしています。

 

下から、『太陽』ペア。おっきくなって、もう裸で走り回ったりしません。この日のために集まりましたが、手をつなぐのも気恥ずかしい年頃になってきました。
「ハングドマン」さん、髭を剃ると意外とさっぱりした顔立ち。あの時読めるようになったルーン文字の書物を読み込んでいます。意外とインテリでした。
スターさんは相変わらず奔放で、この人は服を着るとかえって誰だかわからないかも。

 

下から、旅を続けて今『隠者』をやっている、あの時の『愚者』です。
大アルカナを『愚者の旅』と捉える見方があります。青い鳥のタロットはその解釈をけっこう取り入れてあります。
『恋人たち』は熱い抱擁。これは、行為に及んでいるわけでなくて、あくまでも「力強く熱い抱擁」です。
あの時新米だった魔術師も、すこし経験を積んでたくましそうになりましたかね。

 

両性具有の完全体である『ユニヴァース』さんを中心に、『チャリオット』の若き王、
なんでそこに混ざっているんだという感じの『悪魔』のバフォメット、人気カードの『正義』姉さん、『法王』は祝賀用のケープでお祝いです。

エンペラー父さんの持っているものとこちら四人のもので合わせて5本の蝋燭を灯して。

 

そんなみんなでお祝いです。

 

青い鳥のタロット、5歳おめでとう! ありがとう!

 

 

ドヤッ!!

 

 

「5周年」は一年間続きます。一年間、お祝い気分で過ごしていきたいと思います。

 

改めまして、みなさま、ありがとうございます。

心より感謝申し上げます。

 

 

追伸

影の主役である『ムーン』カードからの使者も、どうぞよろしくとのことです。

 

2017.12.9
川口 忠彦
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