初個展を終えて

たしか4月ごろに決心して、
このために走り…いや、歩き続けてきました。

本気で美術をされるひとなら
20代でやるのが普通であろう個展を、
40歳になってすぐに、やることになりました。
…30代のうちに、なんて目標も叶わず。

年齢やら、震災やら、
ヴィーナス&ブレイブスのリメイクからのtwitterでの交流やら。

いろんなことが重なって、やることを決心できたし、
開催までこぎつけることができました。

 

展示の模様は、来ていただいた方には説明するまでもないし、残念ながらこられなかった方に説明するのも難しいので、今日はしないでおきます。

とにかく、これまで「点」であった作品群を
一つの「線」、もしくは「面」もしくは「空間」として、見せる、いや、、楽しんでいただける展示を目指しました。

 

終ってみて、大きく感じることは、
個展という、僕がご来場する皆さんを(作品を通じて)おもてなす場
であるにもかかわらず、
その何倍もの、とんでもなく大きなぬくもりやエネルギーを、
いただいてしまったということです。

蓋を開けてみたら、
twitterで知り合ったかたがたをはじめ、
テラースクワッドの真性のファン、そして、mixiコミュを見て、という方の数多さ。

その人たち一人ひとりと話すたびに、エネルギーをいただきました。

そしてもう一つ。

何時間にもわたって会場にいてくれる人たちや、
何度も来てくれる人が何人もいました。
そして、俺とは無関係に、会場で親交を深める人たちをみて思いました。

楽しんでいただける作品をつくるだけでなく、
楽しんでいただける「場」であり、
素敵な人間関係を作ることすらも、お手伝いできたなら何よりだと。

なぜ「太陽の歌」ではなく「黒き太陽の歌」なのか。

ようやくいまわかった気がします。

そのままでは、世間になじめない、はみ出した人、生きづらい人
が少なからずいることを知っています。
俺もその一人です。

そういう人たちの、「孤独」に、少しでも触れられるものづくりをしたいのです。

「絵を描くことで頑張ります」とか、簡単に言うのはあまり好きではないのだけれども、
これだけのものを受け取って、どうすればいいかといえば、
それをまた作品や、それを楽しんでいただける場、
そういう、孤独な魂たちの居場所を、また作ろうと、心に誓いました。

今回来場していただいた方。
心よりお礼申し上げます。ありがとう。

そして、今回残念ながらこられなかった方。
また、機会があったら是非いらしてください。

最後になりますが、

今回、
ニギミタマの制作から始まり、搬入、設営、搬出といったすべてをカバーしてくれた
わがテラースクワッドのファミリー。

某企画に参加してくれた名取佐和子さん。

そして、イベントの幹事や文集の編集をしてくれた皆さん。

とにかく、今回の個展に来場したり関わってくれたすべてのかたに、
心からお礼を申し上げます。

本当にありがとうございました。

たった最初の一歩を踏み出しただけ。
旅はこれから。

もっといい景色をみよう。

2011.11.24
HESOMOGE
川口忠彦

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