41歳になりました

 

こんにちは。
本日誕生日でして、めでたく41歳になることができました。

 

 

忘れもしない2011年。
震災の余韻冷めやらぬ去年の梅雨に始まった40歳という一年は、振り返ってみると楽しいことがいっぱいあった。

オリジナルの音楽を作りアルバムにして発表し、初めての個展をやって、本当にたくさんの魅力的な人と出会うことができた。

ヴィーナス&ブレイブスという作品を通じてつながっていた、10年来の仲間たちともついに対面できた。

ライブペイントに挑戦したり、有難いお話をいろいろと頂いた。

今振り返って思えば、自分にとっての30代は、ほとんど丸々、暗いトンネルの中にいたようなものだった。

自分の思っている自分と、自分が実際に置かれている状況と、自分でも気づいていなかった自分の心の声…それらの不協和に苦しんだ。一言で括ってしまうなら、暗澹とした10年だったといってもいい。

その長く、暗いトンネルから、音を立てるように抜けだせたのが40歳の一年だったように思う。

多くは、これまで関わってくれた方々の好意の賜物であるが、同時に
いままで、わずかばかりにも自分なりに積み重ねてきたことが、少しずつ花開いたり、ささやかな実りを得たりする感触を得た。

人は、本気で望むなら、いつからだって変わってゆける。

なんだか手垢にまみれた常套句のようだが、
これは、実際に自分が長いこと社会人教育の現場にいて、何度も目の当たりにしたことだ。

むやみに年齢なんていう数字に怯えるのが一番バカバカしいと改めて実感した。
今日も今日なりに一生懸命やって、あしたもそうして、いつか来る終わりまでそうしていくだけだ。

これからも年齢という数字にとらわれるのではなく、思い立った時には新しいことに挑戦し、必要なことを学び、自分なりのささやかな歩みを進めていきたいと思う。

去年もどっかで言ったけど、若く見せるとかじゃなく、どんどん「妖気」をまとって、妖怪みたいになっていきたい。

いつもありがとうございます。
今後も頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

川口忠彦
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